
イベントにパフォーマーを呼ぶ方法は、大きく2つあります。
- キャスティング代理店・イベント会社経由で手配する
- 演者本人に直接依頼する
「どちらがいいのか」とご質問をいただくことがあるので、演者側の立場から正直にご説明します。結論から言うと、状況によってどちらも正解です。
代理店経由が向いているケース
代理店を悪く言うつもりはまったくありません。私自身も代理店様からのご依頼で出演していますし、提携もしています。
代理店経由が向いているのは、次のような場合です。
イベント全体をまとめて任せたいとき
司会、音響、照明、装飾、ケータリング。複数の手配を一括で任せられるのは代理店の大きな価値です。窓口が一つで済み、担当者様の管理コストが下がります。
誰を呼ぶか決まっていないとき
「マジシャンか、ジャグラーか、バンドか」と迷っている段階なら、複数の選択肢を比較提案してくれる代理店のほうが早く進みます。
社内規定で取引先が限られているとき
企業や自治体では、取引口座のある業者としか契約できないことがあります。この場合は代理店経由が唯一の方法になります。
大規模で、リスク管理が必要なとき
数百名規模のイベントや、複数の演者が入る構成では、進行管理を専門会社に任せたほうが安全です。
直接依頼が向いているケース
費用を抑えたいとき
率直に申し上げると、代理店経由では中間マージンが発生します。 同じ演者・同じ内容でも、直接依頼のほうが安くなるか、同じ予算でより長い時間・より充実した内容にできることが多くなります。
「予算が決まっていて、その中で最大限のことをしたい」という場合、直接依頼は有力な選択肢です。
内容を細かく相談したいとき
これがいちばん大きな違いかもしれません。
代理店経由の場合、ご要望は担当者様 → 代理店 → 演者と伝わります。伝言が一段挟まるため、細かなニュアンスが落ちることがあります。
直接依頼なら、演者と直接やり取りできます。
- 「この方が主役なので、こういう演出を入れたい」
- 「参加者に◯◯さんがいるので、この演目は避けたい」
- 「去年はこうだったので、今年は変えたい」
こうした細かい事情を、そのまま演者に伝えられるのが直接依頼の強みです。私の場合、事前の打ち合わせでイベントの目的まで伺い、それに合わせて構成を組み替えています。
当日の融通を利かせたいとき
イベント当日は、予定どおりに進まないものです。前のプログラムが押した、思ったより人数が多い、会場が変更になった。
こうしたとき、演者本人と直接話ができると調整が早いです。「では5分短くします」「では立ち位置を変えます」がその場で決まります。
継続的にお願いしたいとき
毎年の行事など、繰り返しお願いする予定がある場合、直接のつながりがあると次回以降が楽です。前年の内容を把握しているので、「去年と変えて」という一言で通じます。
直接依頼のデメリットも書いておきます
公平のために、直接依頼の弱点も挙げます。
比較検討がしにくい 一人の演者としか話さないので、「他にもっと良い選択肢があるのでは」という不安は残ります。
演者が埋まっていたら終わり 代理店なら「その日は別の者を」と代案が出ますが、直接依頼では日程が合わなければそこで止まります。
イベント全体の進行管理は自分たちで 演者は自分のパートには責任を持ちますが、イベント全体の仕切りまでは担いません。
マジシャンDaiSukeの場合
直接のご依頼も、代理店様経由のご依頼も、どちらも承っています。
そのうえで、直接ご相談いただいた場合は次のようにしています。
- お見積もりは無料。内容と費用を明記してご提示します
- 日程が合わない場合や、別のジャンルが適している場合は、提携するマジシャン・パフォーマーをご紹介します。他のマジシャンのプロフィールもお送りできます
- 請求書払い(後払い)に対応。領収書はPDFで発行しますので、法人・自治体の経理処理にも合わせられます
「まず話を聞いてみたい」という段階で構いません。押し売りはしませんし、ご予算に合わないと判断したら正直にお伝えします。
まとめ
| 代理店経由 | 直接依頼 | |
|---|---|---|
| 費用 | 中間マージンが発生 | 抑えられる |
| 手配の手間 | 一括で任せられる | 演者ごとに連絡 |
| 内容の相談 | 伝言が一段挟まる | 直接すり合わせ |
| 当日の融通 | 窓口を通す | その場で調整 |
| 比較検討 | しやすい | しにくい |
イベント全体を任せたいなら代理店、内容にこだわりたい・予算を活かしたいなら直接依頼。 これが大まかな目安です。
ご検討にあたっての資料もご用意しています。社内での比較検討にお使いください。
