
芸術鑑賞会の演目選びは、毎年悩ましいものだと思います。
音楽、演劇、伝統芸能、パフォーマンス。「昨年と変えたい」「全学年が楽しめるものを」「できれば学びにもつなげたい」——この3つを同時に満たす演目は、そう多くありません。
このページでは、マジックショーを芸術鑑賞会に選ぶ場合について、実際に学校へ伺っている立場からご説明します。
全学年が同じ内容で楽しめます
芸術鑑賞会でいちばん難しいのは、対象学年の幅です。
低学年に合わせれば高学年が退屈し、高学年に合わせれば低学年がついてこられない。演目によっては学年を分けて2回公演にせざるを得ないこともあります。
マジックは、この問題が起きにくい演目です。「目の前で、あり得ないことが起きる」という体験に、理解力の差が影響しないからです。
低学年は純粋に驚き、高学年は「どうやっているんだろう」と考えながら観る。同じ現象を、それぞれの見方で楽しめます。
体育館という会場に対応できます
学校公演では、会場が体育館になることがほとんどです。
- 音が響いて聞き取りにくい
- 後方の児童・生徒から見えにくい
- 照明を落とせない
こうした条件を前提に構成を組みます。後方席から見えるサイズの現象を中心に据え、細かい手元の演目は前方向けに限定するといった調整です。会場の下見や、事前の写真での確認にも対応します。
人権教育・福祉教育の題材として
ここからが、マジシャンDaiSukeにご依頼いただく場合の特徴です。
DaiSukeは6歳のときに脳腫瘍が見つかり、手術を経た現在も左目失明・右目右半分失明・嗅覚喪失という障害とともに活動しています。
芸術鑑賞会のあとに、この経験をお話しする時間を組み合わせることができます。
なぜ「講演」ではなく「ショーのあと」なのか
障害について最初から説明を受けると、児童・生徒は「かわいそうな人の話」という枠で聞いてしまいます。
順番を逆にすると、受け取り方が変わります。
- まず、純粋にすごいマジックを観て、驚いて、笑う
- そのあとで「実はこの人、目がほとんど見えていない」と知る
- 「え、あれを見えない状態でやっていたの?」 という驚きが、そのまま理解に変わる
同情ではなく、尊敬から入る。これが、ショーを先に置くことの意味です。
東京都主催のヒューマンライツ・フェス東京にも出演しており、人権啓発の文脈でご依頼いただくことも増えています。
先生方が使いやすい形で
道徳、総合的な学習の時間、キャリア教育——どの枠で扱われるかによって、お話しする内容の重心を変えられます。
- 道徳・人権教育 … 障害の有無にかかわらず誰かを笑顔にできること
- 総合的な学習 … できないことをどう工夫で補うか
- キャリア教育 … 好きなことを仕事にするまでの道のり
事前打ち合わせで、先生方がその後の授業につなげやすい形をご相談ください。
ワークショップ形式も可能です
観るだけで終わらせず、児童・生徒が実際に手を動かして覚えるマジック教室の形式もあります。
覚えたマジックを家族に見せる、という宿題まで含めると、体験が家庭に持ち帰られます。夏休みの自由研究として実施したこともあります。
費用について
学校・教育機関については、通常のプランとは別の特別価格でご案内しています。
限られた予算のなかで年間行事を組まれていることは承知しています。「この範囲でできることを」というご相談の形で構いませんので、まずはご予算をお聞かせください。
主な学校・教育関連の出演実績
- 保土ヶ谷小学校 仮設キッズクラブ
- 宮崎台幼稚園
- 山野美容芸術短期大学 山短祭
- 江東区 児童福祉関連施設
- 武蔵小杉 日本語学級クリスマス会
- 日本テレビ文化センター マジック教室 講師(恵比寿・自由が丘・大森)
ご検討にあたって
学校でのご依頼は、校内での稟議や予算申請を通す必要があるかと思います。
プロフィール・出演実績・料金の考え方・当日の流れをまとめた資料をご用意していますので、そのまま印刷して回覧にお使いください。
